Chemin de Ferグリザイユアンティークプレート②
¥99,999 税込
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「Chemin de Fer(シェマン・ド・フェール)」という名前のアンティークのグリザイユプレートは、19世紀のフランスで人気があった装飾的な陶磁器の一部です。具体的には、「Chemin de Fer」という言葉はフランス語で「鉄道」を意味し、鉄道や旅をテーマにしたデザインが特徴的です。このようなプレートは、19世紀のフランスの社会的、技術的背景を反映しており、鉄道が急速に発展した時期に生まれたアート作品です。
19世紀のフランスは、産業革命と鉄道の普及によって大きく変革を迎えた時代でした。鉄道は都市間の移動手段として重要な役割を果たし、鉄道建設が盛んになった時期でもあります。この時代、鉄道をテーマにした陶磁器やアートが流行し、鉄道の急成長を祝う形で、多くの陶磁器が作られました。また、グリザイユ技法を使用することで、リアルでありながらも洗練された印象を与えることができます。
デザインは非常に細かく精緻で、鉄道の列車や風景がリアルに再現されています。特に鉄道や都市風景を描いたものは、当時の人々の生活や技術の進歩を反映しています。
◎年代
1855年ごろ
アルボラス窯 ※詳細は下部をご覧ください。
◎サイズ
20cm
◎コンディション
②
表裏全体的に貫入あり
カトラリー傷はないが、小傷があります。
印刷ははっきりしており大変美しい。
裏面フチに数箇所スレや細かなチップあり。指で触って引っかかりはなし。
バックスタンプ滲みはあるが有り
経年劣化による汚れはあり
◎Grigny, Arboras (グリニー、アルボラス)
リヨンからローヌ川に沿って約20キロ南郊外に位置するアルボラスに1829年に創業した陶器。1837年には近隣のグリニーに第2の窯を開き、その後も様々な変遷を経ながら、作陶は1960年代まで続きました。
ローヌ川のふもとに位置し、良質な水源に恵まれていることに加え、フランス革命後、リヨンからサンテティエンヌへと鉄道が走ったことで製品輸送における利便性を得たことが、窯設立において同地が選ばれた理由でした。
クープランでは1800年代の作陶品を主に紹介しています。
最大4カ所の窯を時代毎に稼働させ、種類の違う陶器、及び磁器を生産。窯毎に経営・製陶体制は異なり、社名変遷もあるため町
称の統一は難しいですが、1800年代初期のファイアンスフィーヌ作陶においては「アルボラス」を、中期から後期に掛けてのテールドフェール(半陶半磁器)作陶においては、アルボラスに加えて「グリニー」を、クープランでは適宜使い分けています。より広義に捉えるなら「ローヌの陶磁器窯」という総称もあり得るでしょう。
※因みに現在の行政区分では、アルボラスはグリニー市の一地区(Quartier)という位置付け。
前述の通り、1800年代初期には、クレイユ、シャンティイといったフランスの主要な陶器窯に倣ったような、繊細優美なファイアンスフィーヌを作陶しました。
1800年代半ばから後期にかけては、一層の独自性があります。殊にモデリングにおけるエレガントな品のよさは白眉で、釉調も、実直で安定感あるテールドフェールの作陶がフランス全土で最盛期を迎えていたなかで、年代を読み間違うような、どこか不安定で儚げな、前時代的なニュアンスを纏った品を多く手掛けました。
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